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秋の日の出来事

こんにちは。シーリー・ブースです

嘘です。えしまです。

この前とあるセミナーに参加したんです。

その時同じ会社に勤めるおばちゃんが僕の8つくらい前の席に座っているのが見えたんです。

僕は真面目にセミナー講師の話を聞いていました。

買ったばかりのノートにボールペンでセミナー講師のいう大事だと感じる部分を、つらつらと書き込んでいました。

休憩時間になりました。

「それではあの時計で47分から再開します。お手洗いは部屋を出て左手に進んでください。喫煙される方は屋上の喫煙所をご利用ください」


なんて丁寧な解説なんだろうか。そして今の時代喫煙所の場所を教えてくれるとは、きっと彼女も喫煙者なのだろう。いつか一緒に煙草を吸いたいな。

なんて考えていると8つ前の席に座るおばちゃんが立ち上がりました。

僕は見つからないようにさっと下を向きました。

それが功を奏したのか、おばちゃんは僕に気がつくことなく部屋を出て行きました。

僕は安心して正面に立つ、喫煙者だと思われる講師の顔を見つめていました。

こんな真面目な話をし続けている彼女も、きっと、、、

そんなことを考えているとおばちゃんが戻ってきました。

すると僕の4つくらい前の席の女性の肩を叩いて、

「町田営業所の西山さんですよね!私です、新宿勤務の!」

「え?あー、え?」

「あ、ごめんなさい。間違えたみたいです」

「あ、えー、あ」

人違いを目の前で食らってしまいました。

おばちゃんは黙って着席。声を掛けられた女性は下を向きました。

時計の針は45分を指していました。

沈黙の2分間ののちにセミナーは再開されました。

僕はノートに書きました。
「よく知らない人に声をかけないこと」

それから1時間ほどでセミナーが終わりました。

そしておばちゃんは誰よりも早く席を立ち、会場を出て行きました。

8つ前の席を立ったおばちゃんが見えた時、僕はまた下を向きました。ただ視線はおばちゃんを見ていました。

おばちゃんが2つ前の席まで来たところで僕は 「あっ」と声を出していました。

おばちゃんは、僕の全然知らないおばちゃんでした。

以上
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